VOL.4|愛する人“と”幸せになる。

ときめく人生

「もっとお金があったら」

そう思ったところから始まった、この話。

実家が被災したときも
夫がお金のことで苦しんでいたときも
幼い頃に大好きな祖母を助けられなかったときも

私の中にずっとあったのは、

大切な人を守れる自分でいたい
という想いでした。

だから私は、

もっと力をつけたい。
もっと稼げるようになりたい。
もっと自由になりたい。

そう思ってきたんだと思います。

でも、この一連の出来事を通して
ひとつ気づいたことがありました。

それは、

「大切な人」の中に
なぜか自分自身が入っていなかったこと・・

誰かを幸せにするために、私が存在するわけじゃない

大切な人が困っていたら、助けたい
苦しんでいたら、力になりたい
できることなら、守ってあげたい

その気持ちは、これからもきっと変わらない。

でも、

そのために私が無理をして
我慢をして

自分の人生を後回しにすることが
本当に「愛する」ということなのか。

それは違うと思う。

誰かを守るために
私が犠牲になる必要はない。

誰かを幸せにするために
私が自分の幸せを諦める必要もない。

だって、

私もまた
私にとって大切な人だから。

「守れる自分になりたい」は、今も変わらない

それでも私は
経済力がほしいと思っている。

自由に使えるお金も
自分で人生を選べる力も
もっともっと欲しい。

家族に何かあったとき
「お金がないからできない」と諦めたくない。

愛する人が困っているとき
選択肢を差し出せる自分でいたい。

そして私自身も、

行きたい場所へ行って
見たい景色を見て
心が動くものを選んで

人生を思いきり楽しみたい。

だから、

「もっと豊かになりたい」という願いを
否定しなくていいと思ってる。

それは欲深さではなく
私が望む人生を生きるための
ひとつの力だから。

「あなたのため」ではなく、「あなたと」

以前の私は、

大切な人のためなら
我慢してもいいと思っていた。

でも、これからは違う。

私は、

愛する人のために幸せになりたいんじゃない。
愛する人”と”幸せになりたい。

一緒に美味しいものを食べて
行ったことのない国へ旅をして
美しい景色を見て
くだらないことで笑って

やりたいことに挑戦して
時には失敗して

それでもまた
「次は何しようか」って話せる人生がいい。

誰かだけが我慢するのでもなく
誰かだけが背負うのでもなく。

あなたも大切。
私も大切。

そのうえで、
一緒に人生を豊かにしていきたい。

幸せは、いつか誰かを守れるようになってからじゃない

「もっと稼げるようになったら」
「仕事が落ち着いたら」
「家族の問題が全部片付いたら」
「夢を叶えられたら」

そうやって
幸せを未来に置いてしまうことがある。

でも人生は、
全部が整ってから始まるわけじゃない。

まだ途中でも
叶っていないことがあっても
今日、美味しいコーヒーを飲むこともできる。

好きな服を着ることもできる。
大切な人と笑うこともできる。

そして、

「こんな人生にしたい」と夢を見ることもできる。

未来のために頑張ることと
今を幸せに生きること。
どちらかひとつを選ばなくてもいい。

私がこれから叶えたいこと

私はこれからも、

もっと自由になりたい。
もっと豊かになりたい。

世界中を旅して
まだ知らない景色を見て
たくさんの経験をして、

心が震えるものに出会いたい。

そして、

自分が経験したことや
そこから気づいたことを
誰かの人生が豊かになるような形にして届けていきたい。

それが、今の私が描いている未来。

でも、その未来にいるのは
誰かのために頑張り続けている私ではない。

私自身も、ちゃんと幸せでいること。

今回のきっかけを通して

自分の身体のことと
家族に起きた出来事が重なって
改めて考えてみた。

守るって、なんだろう
豊かさって、なんだろう
幸せって、なんだろう

たぶん、まだこれからも
答えは変わっていくと思う。

それでも今、
ひとつだけ言えることがある。

大切な人を愛することと
自分を大切にすることは
対局にあるものじゃない。

だから私は、

誰かを幸せにするために
自分の人生を生きるのではなく

私自身の人生を思いきり楽しみながら

大切な人たちと
喜びも、豊かさも、幸せも、
一緒に味わっていきたい。

愛する人のために幸せになるのではなく
愛する人「と」幸せになる。

それが、
今の私が選ぶ生き方。

そしてきっと、

私がずっと欲しかった「豊かさ」も
その先にあるのだと思う。

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